アメコミと漫画「IT (イット) “それ”が見えたら、終わり」と「ストレンジャー・シングス」

2017年10月22日

否定と肯定

imageっさんの「脳ミソ」は日々のニュースや様々なモノの刺激を受けております。今回はこの映画。

年の9月に公開されてDVD化もされているのに…日本では12月8日から公開。既に観ちゃったよ。遅えーよ。

題「否定と肯定」。何の肯定と否定かというと…ホロコースト。ホロコースト、つまりナチス・ドイツがユダヤ人などに対して行った大量虐殺の事だ。

れは1993年に始まったホロコースト否定論者とホロコースト否定論者を非難する作家との名誉毀損を巡る裁判の実話がベースになっている。

大量虐殺があったのは紛れもない事実

定論者ももちろん「ホロコーストそのもの」を否定しているワケではない。

の否定論は、日本で起きた1995年の 雑誌マルコポーロ事件【リンク】 と同じなんだよね。つまりホロコーストの否定ではなく、「ナチスによる組織的な「絶滅計画」の有無」や「ガス室」の存在にまつわる…言わば陰謀論的な主張だったワケだ。

誌「マルコポーロ」がこれ記事を扱った事で 「ユダヤ人人権団体・サイモン・ウィーゼンタール・センター」から発行元の文藝春秋社のスポンサーに圧力が掛かったのね。

image果、雑誌「マルコポーロ」は廃刊になったワケだ。

時、「マルコポーロ」に取材されていたりしたオイラ【リンク】なので…よく覚えています。(→)

の事件以降、日本では「ホロコーストの否定論は一切タブー」となったのよね。同時に「ユダヤ人人権団体・サイモン・ウィーゼンタール・センター」は世界レベルの「鬼女」扱い。

らぬ神に祟りなし」になったのね。

ぼ、同時期に…まったく同じ件で…

ギリスでは裁判所でその主張に起因する名誉毀損裁判が開かれた。裁判の結果、歴史的証拠があり、ホロコースト否定論者への中傷は名誉毀損には該当しないという判決が出たという…。それがこの映画「否定と肯定」。まぁこれが映画のネタバレなんだけど(爆)でも面白いのはそこではないから大丈夫。

の事件と比べると呆れるのは日本の「事なかれ主義」だな。

れは韓国の慰安婦問題のロジックにも通じる部分があるのよね。

国の場合はユダヤ人の迫害は後世の「特権」だと思っているフシがあるんだけどね。慰安婦、慰安施設があったのは事実。しかし、それが韓国人だけに対して「軍の組織的関与」「性奴隷」「20万人」…そして「証拠隠滅の虐殺」にまで話が及ぶと…そりゃ違うだろうという事になる。

ルコポーロ事件もこの映画の「否定論者」も「ホロコーストの否定したワケではなく」。ガス室の存在の証拠。ヒトラーの指示の証拠での論争なんだよね。

つの間にか尾ひれが付いて誇張される慰安婦問題と「ガス室問題」が同じワケがない。

国の慰安婦問題の主張はホロコーストの事実まで疑いを抱かせる事になる わな。事実、ユダヤ人権団体もそういう認識を持っているらしいが…

ルコポーロ事件以降…「臭いモノには蓋」になった日本。この映画を期に、証拠を元にした裁判など…ちゃんとやるべき。

画にするのも良いかもね。

ura1300000 at 01:40│Comments(0)

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